ウェイトトレーニング
2019年07月16日
夏に向けて
7月中頃を過ぎるとわくわくするのは、子どもの頃の名残なんでしょうか。
大体ジムでは5月くらいから夏に向けて筋トレをしよう!という人が増えてきます。
さて、空道では昇級・昇段審査にウェイトチェック(ベンチプレスとヘヴィスクワット)と体力チェック(拳立て伏せ、スクワット)があり、帯を得るには最低限のフィジカルが必要になります。

(関西宗支部の前身である関西本部時代、稽古後皆で筋トレに勤しんだものです)
空道は極真会館の全日本王者であった東孝塾長によって開かれたわけですが、極真会館の強さについて塾長は
「当時、誰よりも早くウェイトトレーニングを稽古に取り入れた空手」
だと言われていました。

(技は力の中に有り!)
これと同じ事が柔道では戦前、木村政彦先生が他の柔道家よりも早くウェイトトレーニングを取り入れて結果を出しています。

(勿論それだけではないんでしょうが・・・戦前の栄養事情でこの身体・・・!)
心技体と3要素が均等だとして、「体」を捨てて、残りの心技のみで相手の心技体に勝てる、なんていうのは傲慢な事でしょう。
ウェイトリフターやボディビルダー程時間をかけてウェイトトレーニングをする事はないですが(できるならいいんですが・・・)、せめてウェイトチェックをクリアできる程度の体力は得ておきたいものです。
djkansai at 17:18|Permalink│Comments(0)
2019年03月25日
strong is beautiful
現在開催されている多くの格闘競技と違い、空道には無差別大会があります。
武道の本懐でもある「無差別」は最近では殆ど見られなくなりました。
武道競技でも柔道と空手、ブラジリアン柔術くらいでしょうか。
身長差があると打撃での間合いの取り合いでは小さい方がどうしても不利になりますし、体重差があると打撃の重さに如実に差が出ますし、組力にも差が出ます。
結果を出す為にはきちんと身長に見合った体重に絞って試合に出るべきですし、周りがそうしてるのに自分だけリーチにハンディを背負ってやりあうのは中々厳しいものがあります。
しかしそれでも、無差別大会を鑑みてがっちり身体を作るのが空道流というか、大道塾流と言えましょう。
(空手時代は60kgそこそこ、現在は72kgとK-1MAXに出るのにすら減量が必要な羽島指導員)
恐ろしい事に、辻村師範代、羽島指導員は-230クラス・・・空道では「最軽量」に属する選手だと言うことです。
空道には体力別大会(身長+体重で10刻みで行われる大会)もありますが出場するのに2人とも減量していません。
たまたま自分達の身長と体重を足したら230未満だったから-230大会に出場しているだけです。
また、トレーニングをして筋肉をきちんとつけるとケガも減ります。
コンタクトスポーツなのでどうしてもケガをしやすい競技ですので、ウェイトトレーニングや筋力トレーニングをきちんと行って、身体を作る事は本当に大切な事と言えるでしょう。
「街で歩いてる人達見て、自分達より重いか軽いか考えて戦わへんやろ?戦いとは無差別なもんや」
djkansai at 23:12|Permalink│Comments(0)