思う事

2020年02月07日

最も新しいレジェンド

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先日の支部長審査~40周年パーティーで、久しぶりに中村知大指導員に会いました。
最近、大田支部を開いて、支部長として頑張っている様です。

そんな彼ですが、40周年本を読んだら、なんとレジェンドに名を連ねていました。

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(なんとうらやましい!)

リザーバーとして参戦した第三回世界大会で準優勝その後、「コリャン・エドガーに勝ちたい」と、大企業を退職しての寮生入り、そして第四回世界大会の優勝。

常に自分に厳しく、過酷な道を選び続けた彼は、相応しい結果を手に入れました。

そして現在、道場運営に携わっています。

世界大会前、世界一に向けて人を一切寄せ付けない雰囲気だった彼ですが、少年部に接する態度だけは優しく、人の良さを伺わせていました。

世界一の実績と子どもに対する愛情を併せ持つ彼なら、きっと良い道場を運営されている事でしょう。

そんな大田支部のBlogはこちら




djkansai at 22:33|PermalinkComments(0)

2019年11月02日

人生100年時代の武道(あるいは50代からの武道)


辻村師範代が常々言われている通り、武道は「道」ですので、試合の結果や若いうちの業績はあくまで過程に過ぎず、50、60歳になって、何を得ているかが重要になります。
また、試合での勝ち負けよりも自身がどこまで成長できるか、という点が最も重要なので、年齢や体力に関係無く目標を立てて頑張る事が出来ます。

但し、空道の場合は試合・組手が大きなウェイトを占めている為、こちらで書かれている事と完全にイコールにはなりませんが・・・。

空道もジュニア出身の成長が著しいですが、他の競技でも、幼少期からスポーツに打ち込んでいるアスリートの活躍がすごい事になっています。

そういう時には素直に若い子に教えを請う、という謙虚さを得られるのも、運動競技の良い所だと思いますが・・・。

空道・大田支部の中村知大支部長(第三回世界大会-230準優勝、第四回世界大会-230優勝)が「#大人の部活動」というタグでTwitterでしていますが、これこそ、良い年の人ほど空道をやるべき最大の理由だと思います。

空道は、大人の部活動なのです。

皆で汗だくになって稽古して、飯食って酒飲んで笑うことこそが空道の本懐と言えるでしょう。


「空道は総合武道だからな、殴る、蹴る、投げる、絞める、極める、飲む、食う、歌うだ!」

50になっても60になっても、70になってもがっつり稽古して飯食って遊ぶのが空道です。

いくつになっても子どもの様に思い切り動いて飯を食いたい人は空道まで!


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djkansai at 11:59|PermalinkComments(0)

2019年09月14日

無差別という大差別

無差別大会前になりました。

ご存じの通り、空道には無差別の大会があります。

KO制の打撃競技で無差別というとフルコンタクト空手か空道かとなるわけですが、こんな何でもありの競技で無差別というのも中々珍しいものです。


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(漫画KIMURAより…)

総合格闘技黎明期には無差別の試合も当然ありましたが、現代でも未だ無差別を続けている空道って、かなりぶっとんだ競技だと思います。

ボクシングなんかでは契約体重から2㎏外れたら試合すら成り立たないわけですから…。

勿論、契約体重を決めて、体のあらゆる部分削ってぎりぎり鎬削る中での2㎏って、多分我々の20㎏くらい価値があるので仕方ないとも思います。

さて、そんな空道ですから、身長も体重もたくさんあったほうが有利なわけで、無差別という名の大差別が繰り広げられることになります。

故に皆頑張ってウェイトトレーニングに精を出したり、自分より二回りくらい大きな練習相手求めて出稽古したり、必死に鍛えまくることになります。

また、昇級・昇段の審査項目に拳立伏せ、ジャンピングスクワットの回数だけではなく、ベンチプレスとスクワットのMAX重量が規定されている為、嫌が応にもウェイトトレーニングをすることになります。


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(最軽量クラスでもこの腕…ゴリラです)

技術的なトレーニングは皆行っているとして、それに加えてバルクアップに余念がないのは、本当にパワーの大切さを皆が痛感しているからでしょう。

現在、関西宗支部はゴールドジム十三大阪内で稽古をしている為、本当にとんでもないバルクの人たちに囲まれています。

そうなると、やはりこちらもかなりトレーニングをしておかないと、例えばアメフトの選手やパワーリフターの方が入門された時に対応できるかどうか不安になります。

技で勝つのは勿論として、最低限のパワーを身につけなければ勝つことはできません。


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(空手も柔道もやってない羆に空手家も柔道家も勝てないんだから…)

加えて、筋肉の材料となる肉や卵、プロテイン プロテインをきちんと接種して、バルクアップに努めましょう。

頂点を目指せるHMBプロテイン【パーフェクトパンププロテイン】

djkansai at 11:40|PermalinkComments(0)

2019年09月02日

physical first


山田弘志二段がphysical firstを謳ってしばらく経ちましたが、熱心に自重トレーニングを続けられています。
自重トレーニングは所構わず実践できるのが本当によくて、出張先だろうが帰省先だろうが、ちょっとしたスペースがあれば行う事が出来ます。
負荷が軽い!という場合は片腕でやってみたり、フォームを変えてみたりと色々工夫してみても良いでしょう。
外部重量を使うウェイトトレーニングとはまた違った刺激を与えてくれるので、ウェイトトレーニングに行き詰まった方や、リハビリをしたい方、筋バランスがちょっとおかしくなった方なんかにもおすすめです。


(山田弘志さんも実践している、プリズナートレーニング。別に刑務所に行くわけでもないのですが・・・)

大道塾はベンチプレスとヘヴィスクワットが審査項目に入っていますし、塾長もお若い頃からウェイトトレーニングを熱心に実践され、「人間機関車」と呼ばれる圧倒的なパワーを持っておられます。

空道の試合は無差別ですので、筋量や筋力が必須となりますので、試合で勝ちたければ筋トレをしない手はありません。

辻村師範代は21歳、大道塾に入門された時は50kg代だった体重を、ウェイトトレーニングで75kgまで増やされていますし、羽島指導員も62、3kgで入門されて、現在重い時は70kgを超え、ちょっと食事制限をして試合に出ています。
パワーこそ全てとは言いませんが、やはりそれなりの筋力がないと勝つのは難しいのではないでしょうか。

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技は力の中にあり、とは塾長の師匠である大山倍達総裁のお言葉です。

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(筋肉番付腕立て伏せ日本6位・・・938回こなされた小川英樹支部長・・・達人と呼ばれる小川支部長ですが、パワーも圧倒的です)

よく、日本人は身体能力が低い、と決めつける人がいますが、海外のアスリートや選手を見ると、本当によく筋トレや栄養の研究をされています。
それを日本人だけが何十年も前のトレーニングを「根性で」頑張って結果が伴わないままに素質がないと嘆いています。

(栄養学もトレーニング理論も理解されていない例)
「毎食米3合食え」と迫られる野球少年の壮絶」

東洋経済オンラインより。
殆どのスポーツにおいて身体が大きい事は有利な事ですし、身体を大きくするには沢山食べなければいけませんが、11歳の子に毎食白米三合を(それも他の主菜を捨ててまで)食べさせるのはただの虐待ですし、そもそも意味がありません。


「6歳を炎天下で走らせる、少年スポーツの実情」

熱中症対策の知識すらなく、ただしんどい事をやらせれば強くなると信じているクラブチームの例です。
ある程度の暑いところでの運動は暑熱対応を喚起し、身体を暑さに強くしてくれますが、38度のグラウンドで水分も塩分も用意せずにサッカーをやらせるのは狂気以外の何者でもありません。

勿論、根性もきつい練習も目標達成には必要です。

しかし、非効率的、もしくは身体を壊してしまうやり方をする意味はありません。

「根性論」が主流だった昭和の時代でも、結果を残したアスリート・武道家はかなり理論的なトレーニングをされていました。

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(恐らく柔道界で最も早くウェイトトレーニングを取り入れた木村政彦先生)

効率的に身体能力を高める知識・ノウハウが豊富な柔道やレスリングが身体能力の差が特に顕著に出るコンタクトスポーツでありながらも日本のお家芸で有り続け、また、パワーリフティング等のパワー種目でも日本人が世界一になっているところからもこの点は明らかです。

トレーニング理論も栄養学も日進月歩で、常に新しいものを学んでいく必要があります。
過去の常識が現在の非常識である事も珍しくありません。

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(兎跳び。昔は下半身を鍛える最高のトレーニングなんて言われていましたが、今は「鍛えられるのは根性だけ」なんて言われます)

自身や後輩を不幸な目に遭わせない為にも、無意味な追い込みなどがない様に心掛けて下さい。 


djkansai at 17:44|PermalinkComments(0)

2019年07月19日

無差別大会

空道が武道だと言う事を強く示すのはやはり「無差別」の大会が開催されている部分が大きいのではないでしょうか。

東塾長は以前、無差別は理不尽だが、その理不尽と戦う心の強さを鍛えるのが武道だと言われていました。

夢のない話ですが、やはりでかい方が強いのです。
元北斗旗王者にしてK-1でも圧倒的な強さを誇ったセム・シュルトや・・・

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(岸和田支部長の品野先輩はやっつけてます)

同じくK-1やPRIDEで大暴れしたボブ・サップを見ればよくわかります。
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(デビュー当時の名前は「暗黒肉弾魔人」)

多くのコンタクトスポーツで体重制を用いているのも、当然といえば当然なのです。

しかし、だからこそその理不尽を跳ね飛ばした人は偉大だとも言えるでしょう。

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(体重30kg差を跳ね返して真っ向から打ち勝った羽島選手は、そういう意味では武道家の鑑です)

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(2018年西日本無差別交流戦を制したのはなんと-230、最軽量の2人)



djkansai at 07:18|PermalinkComments(0)