2019年03月
2019年03月31日
4月の日曜クラスの予定&3月最後のスパーリング(追記有り‼︎)
・7日…尼崎・中央体育館(サンシビック尼崎内)第2フロア 9時〜12時
・14日…尼崎ベイコム体育館剣道場 9時〜12時
・21日…川西市総合体育館第1武道室 9時〜12時
・28日…川西市総合体育館第1武道室 9時〜12時
そして、今日は3月最後の稽古でした。
定時稽古後、荒井さんと2人残って、ミットやらスパーやら。
荒井さんはパンチも蹴りも重いのですが、テレホンだったり、打った後の体勢が悪かったり。
僕なりに、ミットの時に悪い所を修正させてもらいました。
特に右ストレートを。
で、スパーしてたら、隣のフロアでドッヂボールしてた小学生やら父兄さんやらが覗いてて、「蹴り速ええ‼︎」
「カッコいい‼︎空手かな⁉︎」
とか言ってる声が聞こえて来たので、調子に乗って後ろ回しとか蹴ってたら、
荒井さんに、さっき修正したばかりの右ストレートをクリーンヒットされました‼︎
多分試合なら、効果取られてますね‼︎
お子様たちの、「空手⁉︎」っていう問いかけに、
「空手ちゃう‼︎空道‼︎」とか言いながらスパーしてた僕が悪いんですが‼︎
しかし、50歳越えてこれだけ吸収力のある荒井さんは凄いですね。
尊敬します。
僕も、自分で教えた技で倒されないよう、精進します‼︎
羽島
2019年03月28日
2019年03月26日
強く返すな上手く返せ
かつて関西本部長であった酒井修師範代の言葉です。
マススパーリングや軽めのスパーリングをしていて、ぱちん!と良い打撃をもらった時、ムキになって強く返してしまう事があります。
この時、カッ!となって思い切りローとかミドルを返す人が結構います。
これはどんなレベルの人でもついやってしまう事だと思いますし、空道はフルコンタクト種目なので、あんまり弱々しくてもいけないので、ある程度は仕方ないと思いますが・・・帯下に上手な打撃食らってから強く返してKOしている人とか見ると、なんとも言えない気持ちになります。
(アントニオ猪木さんの闘魂ビンタも、腹叩かせた受験生の子がたまたま少林寺の有段者で思ったより痛かったからつい出た・・・というところからスタートしたそうですね)
「マススパーです、当てません、ダメージを負わせませんよ」
と言っておいてフルパワーもしくはそれに近い威力で攻撃をするのは不意打ちでしょう。
ハイヤーベルトや、ましてや黒帯が後輩に不意打ちするのは論外です。
「つい勢いで・・・」なんて言い方される方もおりますが、少なくとも黒帯たる者が勢いに任せて攻撃して、剰え「勢いで」、なんて言い訳をすることは許されません。
と、正論ぽいことを言いましたが、帯下もそれで「帯上が強くやるなんて!ひどい!」ではなく、「帯上で今ちょっと俺より強いからって調子乗りやがって、今に見とけよ!!!」くらいの気持ちで奮起して欲しいと思います。
そして逆に、帯下は帯上にある程度何をしても許されます。
金的当たろうが、フルでロー蹴ろうが「押忍、失礼しました」と言えば許されるのが武道の世界です。
帯上は奢らず稽古を続けて帯下を退け
帯下は頑張って稽古を重ねて帯上に食らい付く
組み手中は上下関係はあまりありません。
切磋琢磨して、皆でよい高みへと駆け上がりましょう!
2019年03月25日
strong is beautiful
現在開催されている多くの格闘競技と違い、空道には無差別大会があります。
武道の本懐でもある「無差別」は最近では殆ど見られなくなりました。
武道競技でも柔道と空手、ブラジリアン柔術くらいでしょうか。
身長差があると打撃での間合いの取り合いでは小さい方がどうしても不利になりますし、体重差があると打撃の重さに如実に差が出ますし、組力にも差が出ます。
結果を出す為にはきちんと身長に見合った体重に絞って試合に出るべきですし、周りがそうしてるのに自分だけリーチにハンディを背負ってやりあうのは中々厳しいものがあります。
しかしそれでも、無差別大会を鑑みてがっちり身体を作るのが空道流というか、大道塾流と言えましょう。
(空手時代は60kgそこそこ、現在は72kgとK-1MAXに出るのにすら減量が必要な羽島指導員)
恐ろしい事に、辻村師範代、羽島指導員は-230クラス・・・空道では「最軽量」に属する選手だと言うことです。
空道には体力別大会(身長+体重で10刻みで行われる大会)もありますが出場するのに2人とも減量していません。
たまたま自分達の身長と体重を足したら230未満だったから-230大会に出場しているだけです。
また、トレーニングをして筋肉をきちんとつけるとケガも減ります。
コンタクトスポーツなのでどうしてもケガをしやすい競技ですので、ウェイトトレーニングや筋力トレーニングをきちんと行って、身体を作る事は本当に大切な事と言えるでしょう。
「街で歩いてる人達見て、自分達より重いか軽いか考えて戦わへんやろ?戦いとは無差別なもんや」