2019年07月
2019年07月19日
無差別大会
空道が武道だと言う事を強く示すのはやはり「無差別」の大会が開催されている部分が大きいのではないでしょうか。
東塾長は以前、無差別は理不尽だが、その理不尽と戦う心の強さを鍛えるのが武道だと言われていました。
夢のない話ですが、やはりでかい方が強いのです。
元北斗旗王者にしてK-1でも圧倒的な強さを誇ったセム・シュルトや・・・
(岸和田支部長の品野先輩はやっつけてます)
同じくK-1やPRIDEで大暴れしたボブ・サップを見ればよくわかります。

(デビュー当時の名前は「暗黒肉弾魔人」)
多くのコンタクトスポーツで体重制を用いているのも、当然といえば当然なのです。
しかし、だからこそその理不尽を跳ね飛ばした人は偉大だとも言えるでしょう。
2019年07月18日
武道?格闘技?スポーツ?
空道は武道です。
武道の目的は「人格形成」「精力善用」などがありますが、やはり一番肝となるのは「日常的に降りかかる不当な暴力から身を守る事」でしょう。
ここでよくスポーツ、格闘技にはその要素が無い、とドヤる武道家がいますが、ボクシングやレスリングも歴史を紐解けば日本でいう武道的な要素がたっぷり詰まっています。
(紳士の護身術・嗜みであったボクシング)
時代や文化、環境で「実戦」なんてものはころころ変わるわけで、多対多でどつきあう日本の喧嘩みたいなものもあれば、お互いのグループの一番強い奴を出し合って1対1で決闘させ合うブラジルみたいな喧嘩もあります
(それで発達したのが1対1で効果を発揮する寝技。さらに砂浜とか地面が柔らかいので1回投げただけでは勝負が決まらなくて寝技になるそうです…画像は戦前の元祖MMAファイター、前田光世先生)
となると、何が武道と格闘技とスポーツを分けるのか。さらに最近では菊野克紀さんが「格闘道」なる言葉を作り、ますますこの当たりの差が曖昧になってきました。
となると、何が武道と格闘技とスポーツを分けるのか。さらに最近では菊野克紀さんが「格闘道」なる言葉を作り、ますますこの当たりの差が曖昧になってきました。
強いて言えば、何を目指しているか、でしょうか。
スポーツは記録を競います。
一度100mで9秒台を出せば、それは一生の誇りとなります。
が、武道は「道」ですので、過去にどれだけ強くても、現在目の前に現れた困難に対処できなければ(武道的な)意味は無くなってしまいます。
勿論、過去に強かった事もスポーツとして非常に素晴らしい功績ですが、今この瞬間、目の前にある困難を打破する為に役立つのが武道です。
それが単純な戦闘力なのか、武道で鍛えた心身なのかはわかりませんが、それを乗り越えて武道家としての本懐を遂げるのかな、なんて思ったりします。
2019年07月16日
夏に向けて
7月中頃を過ぎるとわくわくするのは、子どもの頃の名残なんでしょうか。
大体ジムでは5月くらいから夏に向けて筋トレをしよう!という人が増えてきます。
さて、空道では昇級・昇段審査にウェイトチェック(ベンチプレスとヘヴィスクワット)と体力チェック(拳立て伏せ、スクワット)があり、帯を得るには最低限のフィジカルが必要になります。

(関西宗支部の前身である関西本部時代、稽古後皆で筋トレに勤しんだものです)
空道は極真会館の全日本王者であった東孝塾長によって開かれたわけですが、極真会館の強さについて塾長は
「当時、誰よりも早くウェイトトレーニングを稽古に取り入れた空手」
だと言われていました。

(技は力の中に有り!)
これと同じ事が柔道では戦前、木村政彦先生が他の柔道家よりも早くウェイトトレーニングを取り入れて結果を出しています。

(勿論それだけではないんでしょうが・・・戦前の栄養事情でこの身体・・・!)
心技体と3要素が均等だとして、「体」を捨てて、残りの心技のみで相手の心技体に勝てる、なんていうのは傲慢な事でしょう。
ウェイトリフターやボディビルダー程時間をかけてウェイトトレーニングをする事はないですが(できるならいいんですが・・・)、せめてウェイトチェックをクリアできる程度の体力は得ておきたいものです。
2019年07月14日
2019年夏の空道南大阪大会
明日、7月15日(月・祝)は岸和田市民体育館にて空道南大阪大会が開催されます。
スタッフ・審判は9時30分、選手は10時集合、10時30分試合開始となります。
関西宗支部からも2名出場となります!
空道に興味のある方は生で試合を観てみるのも良いかもしれません。
djkansai at 17:12|Permalink│Comments(0)