2019年05月
2019年05月30日
男・羽島俊洋の挑戦
分裂前の極真会館で修行を続け、後に正道会館、宮野道場とフルコンタクト空手一筋で20年近く稽古を重ねて、33歳で関西本部に入門。
打撃一筋から総合武道に転向して早12年、最近では投げ、寝技もこなすトータルファイターとなってきました。
北斗旗も終わって間もないですが、次の戦いを視野に入れて既に動き出しています。
次の戦場は空手から最も遠い武道…ブラジリアン柔術です。
それも空道家としてではありません、一介のブラジリアン柔術家としてです。
(空道家として参戦した時の僕達)
時は6月2日、戦場の名はZION。
フルコンタクト空手と空道のブラックベルトとしてではなく、ブラジリアン柔術の白帯の選手として、羽島俊洋、新たなる挑戦へ!
2019年05月29日
定法、やってきました
空道には基本的に空手等で言う形や、中国武術で言う推手みたいな稽古はありません。
強いていえば基本稽古や移動稽古が、他流で言う形に相当します。
しかし近年、稽古の一環として「定法」という規程の動き(?形)を定めてはどうだろうかという動きがあります。
その為、全国大会や世界大会では決勝戦の前に指定された地域の支部長・黒帯が定法を行います。
そして先日、2019年体力別では、関西地区有志による定法を行う事となりました。
演舞が得意な辻村師範代ならいざ知らず、私(山田)はこういうのがすごく苦手で大変苦慮しました。
2011年インド遠征時は技を見せろ!と言われたにも関わらず、石巻支部の鈴木清司先輩とガチスパーをして、しまった苦い(良い?)思い出もある私でしたが、今回は何とか形にすることができたと思っています。
(安心してください、当ててます)
ある意味試合以上に緊張しました。
試合はやること決めて何年も稽古している事をいつも通りするだけですが、定法とか初めて間もないわけですから・・・。
何はともあれ、拙い演舞でしたが、拝見いただきありがとうございました。
2019年05月28日
武道・格闘技は野蛮です
ちょっと古いデータですが、2014年の子供に見せたくないTV番組ランキングの2位は「格闘技中継」でした(1、3位は某バラエティ番組です)
【2位】格闘技中継(11.4%)
■真似をする。まだ加減がわからないから危険。[男性/40代/会社員]
■殴りたい蹴りたいならアングラでやれ![女性/20代/会社員]
■痛みがわかる大人になってほしい。[女性/40代/自営業]
1990年代後半~2000年代の格闘技ブームならまだしも、現代において地上波で格闘技なんてほとんどやってない中での2位は悪い意味での快挙といえるでしょう。
これに対して、武道の素晴らしさとか、格闘技の良さ、スポーツマンシップや武道の教育性について論じる事は他の競技者の方々がたくさんされていると思うのですが、150年以上前に武術が武道となり、柔道や空手が体育の授業に取り入れられ、武道家、格闘家から多くの教育者や指導者が出て、武道・格闘技界内外で活躍している現状でも社会からこう見られている現実を素直に受け止める必要があります。
四点ポジションでの蹴りがないからとか、パウンドがないからとか、面をかぶるからとか、止めるのが早いからとか…そんな言い訳は通じません。アンケートに答えた人がどれだけいるかわかりませんが、9人に1人は格闘技とか武道は野蛮で、地下でやるもんで、痛みがわからない人たちがやるものだと思っています。
曲りなりにも武道家の我々が、粗暴な行動を取ったりした場合、その波及は自身だけに留まらず、武道・格闘技界全体に大きな迷惑をかけることを常に頭において行動する必要があるんじゃないか・・・と思いました。
イラッとしたりカッとなったりで手を出せば、大変なことになりますよ。
曲りなりにも武道家の我々が、粗暴な行動を取ったりした場合、その波及は自身だけに留まらず、武道・格闘技界全体に大きな迷惑をかけることを常に頭において行動する必要があるんじゃないか・・・と思いました。
イラッとしたりカッとなったりで手を出せば、大変なことになりますよ。